出題して下さったドクター 癌研有明病院 病院長
東京大学医学部卒、同大学医学 <関連サイト>
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Q 日本を始め東アジアに多いがんはどれ? 1)胃がん 2)肺がん 3)大腸がん A 1)胃がん 【解説】 日本や韓国の食事は塩分が高いと言われています。食塩及び高塩分食品が胃がんのリスクを高めるという疫学研究や、それを支持する動物実験研究も多く、おそらく確定だとされています。最近ではその他、胃粘膜にすみつく「ピロリ菌」の維持感染が、確立した胃がんのリスク要因とされています。 【参照:
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Q
喫煙者の妻は、非喫煙者の妻と比較すると肺がん(肺腺がん)になる
リスクが高まります。約何倍高くなるでしょうか?
A 2) 約2倍
【解説】
夫が家庭内でたばこを吸う女性は、そうでない女性に比べ肺腺がんになるリスクが約2倍高まることが厚生労働省の研究班(班長=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査(2007年12月発表)で明らかになっています。
【参照:厚生労働省研究班「現在までの成果 JPHC study】
・受動喫煙とたばこを吸わない女性の肺がんとの関連について
Q 男性の部位別がんの死亡率(※1)で最も高いものはどれ?
(※1):1年間に人口10万人あたり何人死亡するか
A 3) 肺がん
【解説】
男性の部位別がん死亡率では、肺がん、胃がん、肝臓がんの順となっています。一方、女性の部位別がん死亡率は大腸がん、胃がん、肺がんの順です(※2)。
(※2):男性、女性とも2005年データより
Q 世界初の全身麻酔で行われたがん手術は次のうちどれ?
A 2) 乳がん
【解説】
世界初の全身麻酔手術は、江戸時代に行われた華岡青州による乳がん手術です。華岡は漢方・蘭方医学の折衷派の医師として知られています。
Q 次のうち「がん」でないものはどれ?
A 2) 良性腫瘍
【解説】
「良性腫瘍」は悪性腫瘍(がん)同様に自律性増殖をしますが、浸潤と転移、悪液質を起こすことはありません。増殖スピードも、悪性腫瘍に比べるとゆっくりしており、外科的に完全切除すれば再発しません。代表的な良性腫瘍として、子宮筋腫があります。
「上皮内新生物」は、まだ上皮細胞と間質細胞(組織)を境界する膜を破って浸潤していないがんを指します。「肉腫」は非上皮性細胞(間質細胞)にできるがんです。
【参照:国立がんセンター がん対策情報センター がん情報サービス】
・悪性腫瘍(がん)とは
専門ドクターとは違った視点でBRBメディカルサロンのスタッフがお届けするQ&Aコーナーです。
Q |
国内初の「がんワクチン外来」開設、2時間で何人が殺到した? |
A 3) 1700人
【解説】
2009年4月1日に久留米大学医学部(福岡県久留米市)が国内初の「がんワクチン外来」を開設したところ、2時間で1700人が申し込みに殺到しました。死亡率の高いがんの治療法として「がんワクチン」が注目されていますが、まだ大学研究レベルでの臨床試験段階で、安全性や効果についての確証はなく、保険が効かないので高額な治療費もかかります。にもかかわらず、新しい治療法に期待を寄せる患者さんが多い現状が浮き彫りになりました。
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