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2023.08.17
一般

ペットボトル症候群に要注意

 夏場に多い「ペットボトル症候群」。医学的には「清涼飲料水ケトーシス」といい、糖分が含まれた清涼飲料水・炭酸水などを多く摂取することで血液中の糖分やケトン体と呼ばれる成分の値が高くなり、体調不良が引き起こされることをいいます。著しい喉の渇き、頻尿・多尿、倦怠感、イライラ、吐気・嘔吐といった症状のほか、ひどい場合には意識低下や昏睡状態に陥ることもあり、糖尿病の要因にもなりえます。そのため、夏場の適切な水分補給として、糖分やカフェインが含まれていない水や麦茶、ルイボスティーがおすすめです。また、スポーツドリンクには糖分が少ない・無糖のものもありますので、選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。日頃から糖分を控え、脱水時には塩分の多い経口補水液を選ぶなど、状況に適した水分補給の方法を取り入れましょう。