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お知らせ

2022.09.27
一般お知らせ

秋バテを予防しましょう

9月下旬に入り徐々に過ごしやすくなってきましたが、この時期は「秋バテ」「9月病」などの言葉が示すように、特有のだるさを感じる人も少なくないようです。夏バテの原因が “暑さ” であるのに対し、秋バテは夏に体力を消耗した状態で、朝晩と日中の気温差、日照時間の低下、台風や秋雨前線の活発化による気圧変動などに体がついていけず、自律神経機能に変調をきたすため、頭痛や倦怠感、食欲不振、疲れがとれない、胃腸の調子が悪いといった心身の不調が起きるといわれています。
秋バテを予防するには、生活習慣を整えることが大切です。バランスの良い食事、適度な運動、良質な睡眠を心がけてください。また、自律神経の乱れの改善に重要なセロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸からつくられますが、ビタミンB6と一緒に摂らないと合成されません。トリプトファンはヨーグルト・チーズ・いくら・キウイフルーツなどに、ビタミンB6は赤身肉・鶏レバー・サケ・バナナ・ニンニクなどに多く含まれていますので積極的に摂り入れるといいでしょう。
不眠や心身の不調が2週間以上続く場合は、うつ病・抑うつ状態に陥る可能性もありますので、心療内科・精神科を受診して適切な治療を受けることをおすすめいたします。