お知らせ

今日11月17日は、国際肺癌学会が定める「肺がん撲滅デー」です。がんの中でも「肺がん」は死亡率が高く、2021年のがんの部位別死亡者数では男性で第1位、女性で第2位となっています（「よくわかるBRB」参照）。高齢になるほど罹患率は高くなり、また喫煙者は非喫煙者に比べ罹患率が4倍になるという報告もあります。副流煙を吸うことにより、がんになるリスクが高まることもわかっています。症状は、咳や痰、痰に血が混じる、発熱、息苦しさ、動悸、胸痛などがありますが、いずれも肺がん以外の呼吸器の病気にもみられる症状で、「この症状があれば必ず肺がん」という症状はありません。症状がないうちに進行していることもあります。60歳以上の方や喫煙者の方は、早期発見のために定期的に肺がん検診を受けることをおすすめいたします。